3歳、愛を知る。

「まま、あいってなに?」

3歳5ヶ月のはてな。

考えさせられる質問は、突然に。

「愛ってねー
誰かや何かをとっっっても大事に思う気持ちで、、、
大好きで、大切で、宝物で、ぎゅーーっとしたくなる気持ちだよ」

と息子をぎゅっと抱きしめた。

その数ヶ月後…
何かで夕方息子を叱った日の夜。

寝る前の布団の中では
今日あった楽しかったことや嬉しかったことを子供たちから聞いたり、
私からは、子供たちのこんなところが素敵だったよ、ありがとう、助かったよ
ということを伝えるようにしているのだけど

私が息子を叱ったことについて

「ママはよーくんのことが大好きだから怒る(叱る)んだよ。どうでもいい子だったら怒らないんだよ。やっちゃいけないことを知ってもらいたくて怒るの。」

と伝えてみたら

「それはおかしいよママ。
だいすきなら、わらうんだよ。」

と息子。

よくわかんないけど「ふ〜ん」
みたいな答えじゃなかったことに、おったまげ。

うん…いや…確かに…!

私「そうだねぇ
できればママもずっと笑っていたいんだけど…怒る(叱る)のも愛なのよ」

息子「おこるのもあいなのかー」


また一つ愛についての知識を深めたような、深まってないような笑、息子(3)。
(こうやって文字にすると、これはもう息子に愛の側面を教えようとしたというより、怒ってしまった自分へのフォローだったな。やれやれ。←)


そしてその翌日の夜。

寝る前の、子供たちとの大好きハグタイム(どんなにイライラしまった日でも、笑顔を向ける余裕も、優しい言葉をかける余裕もなかった日でも、寝る前には必ず「大好きだよ」「宝物だよ」と伝えて我が子を抱きしめる就寝ルーティーン)にて、私のほっぺにチューまでくれた息子。

息子「ママ、よーくんやさしいこでしょ?」

私「優しい子だよ」

息子「だって、ねるまえに、ママにチューしてあげたからね♡」

私「ありがとね〜」

息子「ママ、それが “あい” だよ」


可笑しくて吹き出す私に
「なんで笑ってるの?」
と息子。

「嬉しいからだよ」
と息子を抱きしめながら、息子の言葉が頭の中でエコーして笑いに震える私。

こういうとき
子育てって本当面白い
と心から思える。

バタバタの1日の中でたった数分の、穏やかな瞬間。

怒って、笑って、
また怒って、また笑って、
面白がっていきたい。

面白くて、忘れたくなくて
咄嗟にスマホにメモっている子供たちの言葉。
ムスメノコトバ」の全盛期も3歳だった。笑

まだまだある「ムスコノコトバ」

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