息子の誕生日が2日後に迫った日の夜の食卓。
「あと2かいねたらもう4さいだよ!」
なんだか自分のことのように、弟の誕生日にワクワクしている娘。
私「じゃあ明後日の夕飯はよーくんの好きなものにしよう!何食べたい?そうめん?(そうめんは息子の大好物だから聞いたけど、そうめんだったら料理にそんなに手間がかからなくて最高!!という下心は、だいぶありました。認めます。)」
息子「そうめん!あとおふ(麩)も!」
という会話が繰り広げられている中、口を開いた娘。
娘「じゃあさ、じゃあ……
あさってはよーくんたんじょうびだから、ねるときママとむかいあってねていいよ…」
そう言葉にしながら、
声は少し震えて、目は涙で潤んでいた。
ついさっきまで笑顔で話していた娘の突然のそんな姿に驚きながら、健気な姿に思わずもらい泣きして涙ぐむ私を見て、「なんでママ泣いてるのよ〜」とすぐに娘に笑顔が戻ったけど、なんだか考えさせられてしまった。。。
普段は娘と息子に挟まれて寝るのが私のポジション。
姉弟を挟んで両サイドに私と夫というポジショニングだと、姉弟のどちらかは私の隣で寝られず揉めるので、(壁)・息子・私・娘・夫・(床)という並びに落ち着いた。
※高さのあるベッドでの子供の就寝において(壁)と(床)のポジションも重要。笑
(余談)
そうやって決めたポジションで寝たはずなのに、いつの間にか解散して、朝起きるとみんな全然違うとこにいる。 寝かしつけを終えて、なんかやって、また寝室に戻ると、私のポジションは寝るスペースが無くなっていて、子供たちが寝ながら移動した結果新たにできたスペースに体を沿わせてトランスフォームして寝る私。毎日ベッドの上で人間テトリスやってる気分。←
(余談終了)
寝かしつけ時、どちらかに体を向けると姉弟どちらかに背を向けることになっちゃうから、基本的には仰向け就寝。
息子が先に寝てしまった時なんかは、寝ている息子に背を向けて娘と向かい合って寝る日もたまーーーにあるんだけど、娘にとってはそれがすごく特別なことだったんだなと。
思えば、4年前、息子出産のため私が入院した時に義実家で祖母と寝る日々だった娘は、泣きもしないし私を求めるような発言も一切しないけど、私が退院するまで毎晩、なかなか寝付けない夜を過ごしていたんだった。
息子が生まれて4年。
お姉ちゃんになって4年。
愛情を独占できなくなって4年。
隣に住む祖父母をはじめ、手をかけ愛情をかけてくれる人がたーーーくさんいるありがたい環境で子育てをしているし、息子が生まれてからも娘との時間をできるだけ持つようにして、寂しい思いをさせないようにしてきたつもりだったけど、それでも、ママの独り占めはすごく特別なことだったんだなと。
その日は息子がすぐに寝たので、娘と向かい合って寝た。
嬉しそうに、すっと寝ついた。
来月、娘のお誕生日の日もそうしようね。
5歳11ヶ月のムスメノコトバ。
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