私が撮った
“誰か”と娘が素敵に写った写真はたくさんあるのに
誰かが撮ってくれた
“私”と娘のそういう写真はほとんどない。
誰よりもずっと長い時間一緒にいるのに。
こんなにも毎日が子供中心の生活で
可愛い時もしんどい時も子供と向き合っている日々なのに。
パパと娘が遊んでいる写真、
ばあばと娘が手を繋いで歩いている写真
パパがおむつを替えている写真
じいじと娘が向かい合って笑ってる写真
そんな写真はたくさん。
私だって
そういう写真欲しいのに。
母と子のそういう写真って、本当に、誰も撮ってくれないのです。
当たり前の光景すぎるのかもしれません。
でも、自分が子供と写った写真を見てすごく嬉しそうなのに
自分は母子のそんな姿を撮ろうとは思わないのかな、、、
一眼レフを持ち出して撮れとは言わないから。
身近なスマホカメラで全然いいから。
そんな不満を夫にこぼすと
頼めば撮ってくれたりもするようになったけど
たまたま撮ってくれても
「欲しいのはこれじゃない、、、、」
という写真ばかり。
自分が思う「いい感じ」を誰かに撮ってもらうのってなかなか難しいんですよね。
不満ばかり言っていても母と子の写真は増えない…!
とはいえ、夫に撮ってと頼んで、その写真に文句言って、揉めて、、というのも望まない…!
誰も撮ってくれないなら自分で撮る!
と思い立ち、娘が生後6ヶ月の頃(2020年1月)始めた母子セルフ写真。
毎年同じ時期に必ずここで撮ると決めて
今年ではや4枚目になりました。
子供と一緒にセルフで写真を撮るというのは
思った以上に大変で、思い通りにいかないことも多々。
母子セルフ写真を始めた頃(2020)はまだ子供が娘1人で
心身にも時間にもかなり余裕があったため
いろんな場所で撮ったりもしましたが、
1年経つ頃にはお腹に第二子を抱えていたりして
(2021年の富士山バック写真の私は妊娠6ヶ月。)
いろんなバリエーションでセルフ撮影する余裕を早くもなくしていました。
(↑セルフ撮影を始めた頃に色々とった母子写真たち。翌年にはバリエーション激減。笑)
そんなこんなで、なかなか増えない自分と子供の写真ですが
母子セルフ写真を初めて撮った富士山と河口湖をバックにした写真だけは
毎年1月に必ず撮ると決めて、続けています。
そんな写真と共に
母子写真の少なさに触れた投稿をSNSに上げると
たくさんのママたちから共感の声をいただきました。
そんなママたちの声が私の心に火をつけ
母子写真を撮るカメラマンになる!
と思い立つきっかけになりました。
母子写真が欲しい気持ちもわかる。
どんな写真が欲しいかもわかる。
セルフで撮影する大変さもわかる。
大丈夫。任せて。私が撮るから。
そんな想いでいます。
(そんなカメラマンとしての想いは「はじめまして」にも詳しく書いているのでよかったら覗いてみてください。)
この写真は私の「母子写真」への想いの原点。
来年も再来年も…可能な限りずっとずっと撮り続けていきたい写真です。
ただ、どんどん大きく重くなってゆく娘を
高らかに抱き上げるのは今年で限界を感じました。
腕はちぎれそうだし腰は砕けそうでした。(白目)
コメントを残す